こんにちは、くろえです。
語学学習には辞書が不可欠ですよね。外国語の文を読んでいてわからない単語に出くわして手元に辞書がないとストレスが八割増です。
そんなときにパッと調べられるのが電子辞書であり、スマホの辞書アプリなわけです。
…が、ロシア語に関してはこの分野、あんまり開発されていないんです。Androidだと皆無と言っても過言ではないです。
というわけで、「Androidで露和辞典のアプリを出してくれ!!!!!!!!!」という話をします。
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紙辞書か電子辞書か
世の中には「紙辞書派」と「電子辞書派」という2つの派閥があります。どっちのほうが学習には有効なのか?それぞれに結構強めの主張をする人がいます。中高だと「電子辞書禁止」だなんてところもあったりするんじゃないでしょうか?
また、言語によっては電子辞書がない、あるいはそもそも日本語の辞書がないこともありますね。そんなときは黙って紙辞書を使っていくしかないんですが…
私は「紙辞書も電子辞書もどっちも使いたい」派です。
確かに紙の辞書は単語をひいたときにその前後の単語が目に入って関連する言葉まで記憶に残る、という大きなメリットがありますし、一覧性が高いんですよね。
でも重いんです。
私が持っているロシア語の辞書を見てください。

十円玉と比較してみました
ロシア語学習者の間では「鈍器」「枕」と名高い研究社露和辞典「携帯版」です。これで携帯版。しかしロシア語を勉強するなら一冊は持っておきたい、そんな辞書です。
この辞書、圧倒的語彙数で大体の言葉は載っていてめちゃめちゃ使いやすいんですが、いかんせんこの分厚さ、あまり携帯には向きません。
でも薄い紙辞書もあるんですよ。

写真上です
このプログレッシブロシア語辞典は、私が知る中で一番新しいロシア語の辞書です。研究社露和辞典が「ソ連の最新情報を掲載」と帯に謳っているのに対して、この辞書は新しい言葉も載っていますね。
薄いながらもかゆいところに手が届く収録語になっているので、こちらは持ち歩き用に持っておきたいですね。
それでも電子辞書がほしい
プログレッシブが薄くて軽いとはいえ、持ち歩くと荷物が増えますし、求めているのは「わからない!」と思ったときに即座に調べられる参照性なのです。
実はプログレッシブロシア語辞典にはスマホ版があります。

でもご覧の通り、iOSにしか対応していないんですよね…
Androidユーザーは哀しみに暮れるしかありません。Android版も出ればいいのになあ。
あと、電子辞書もあります。
この中に入っているのはコンサイス露和辞典・和露辞典です。電子辞書としては申し分ないのですが、いかんせんこの辞書があんまりかゆいところに手が届かないというか、使いにくいんです。収録語数はプログレッシブより多いんですけど、例文が少なかったり、少し間違っていたりします。
他に英語の辞書や英露や露英、露露なんかが入っているのはすごく便利なんですけどね。
あと、このキー配列を見てください。

上に貼ったサイトのものより古いモデルです
ラテン文字を基準にしたロシア語モデルなので、おまけ程度にしかキリル文字が書いてないんです。
なぜбをシフトキー押さないといけない仕様にしてしまったんだ…
というわけで、iPhoneiPadiPodを持っていない私としては涙を飲むしかないわけです。
使いやすくて収録語数が多い辞書をスマホやタブレットで使いたい〜!!!
まとめ
学習環境としてはロシア語の辞書というのは充実していると思います。今の時点でも十分満足に勉強ができます。
しかし、もっと快適に勉強したいし、荷物を減らしたい…という願い、1つのデバイスでわからない単語をコピー→ペーストで調べたいという気持ちも大きくあるんです。
研究社露和辞典やプログレッシブロシア語辞典をAndroidアプリや電子辞書で使いたい!
少しでも今と状況が変わってくれることを願います。